1.ムシロ~時に傷ついて~
作詞:ちあき哲也
作曲:羅勲児
恋に吹くふとしたすきま風なのに
昨日 今日おまえが遠くなるばかり…
よせよ こじれてしまうのは
運命にも思えた俺であれば
ムシロ ムシロ 時間のいたずらさ
別れなど楽だよ めぐり逢うよりも
そうさ またひとりの 夜に泣く気なら…
時は淋しい 放浪者
誰となく傷つけ そしてどこへ
ムシロ ムシロ 夢から醒めてくれ
今はただ静かに かばいあいながら
風が凪ぐ明日を 俺と待つことさ…
どんなせつない 傷みでも
越えてこそ知るのが 愛じゃないか
ムシロ ムシロ おまえでいいんだよ
2.俺の恋・決めた恋
作詞:ちあき哲也
作曲:羅勲児
何も言えずに 帰って来た
俺を嗤えよ 片恋よ
にがい惚気と 愚痴につきあい
今日もあいつと 過ごした
他人の幸せ 壊してまで
愛をねだれた 若さ
もっと昔に 逢っていたなら
刃物みたいに 抱いたろ
焦れて 燃えつきる
そんな思いじゃ ないのさ
今はいい これでいい
愛し続ける 密かに
たとえ千回 生きても なお
俺はあいつを 探す
姿 風貌は 違っていても
きっと分かるよ 魂が
好きでいるから 嫉妬もする
胸の痛みに 哭くさ
哭いてあいつを そして赦して
守りぬきたい 明日も
夜の 片隅で
星がはぐれて 流れた
俺の恋 決めた恋
他のやり方 知らない
永遠の その果てで
俺の女に なりなよ
今はいい これでいい
愛し続ける 密かに
俺の恋 決めた恋
愛し続ける あいつを
3.13月の雨~せめて雨が止むまで~
作詞:たきのえいじ
作曲:森高千里
片手ばかりの荷物を下げ
リムジンバスに乗り込む私
旅の名残りをかき消すよに
雨が窓辺を叩く
帰りたくないわひとりの部屋に
せめて雨が止むまであなた眠らせて
見失っていただけやさしさを
だからあなた私にそっと耳元で
愛し方を教えて
むきになるのが若さだよと
いつも笑って云ってたあなた
ごめんなさいね気付かないで
勝手すぎたわ私
湾岸の灯り心にしみる
離れていた分だけあなた抱きしめて
胸の痛みその手で切り取って
知らず知らず涙がほほを駈けてゆく
おもいでさえ隠して
帰りたくないわひとりの部屋に
せめて雨が止むまであなた眠らせて
見失っていただけやさしさを
だからあなた私にそっと耳元で
愛し方を教えて
愛し方を教えて
4.忘却雨(わすれあめ)
作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄
涙が降らした寂しい驟雨は
男も女も 寒いから
心の焚火に想い出くべて
恋しい誰かを抱きしめる
もう一度逢いたいよあの人に
不幸を背負って生きてたら
この街に 降り続けあしたまで
この世の果てまで忘却雨(わすれあめ)
ひとりで飲む酒傷追う胸に
涙を相手に つぎたせば
煙草の灯りが 螢になって
帰らぬ 昔を また映す
もう一度抱きたいよあの人を
何処かで 倖せ掴んだら
夢だけは 濡らすなよ
あしたまで涙の果てまで 忘却雨
もう一度逢いたいよあの人に
不幸を背負って生きてたら
この街に 降り続けあしたまで
この世の果てまで忘却雨
5.男の雨夜
6.二度と恋など~サラン マヌン アンケッソヨ~
作詞:安治行・(訳)山下季美
作曲:安治行
恋など 二度と
しないと 決めたのに
悪い 女さ
また その気に させる
※今さら 悔やんでも
仕方がないけれど
心乱れて 心乱れて
サラン マヌン アンケッソヨ※
想い出 なんか
ほしくは ないけれど
未練 涙の
どしゃ降り 雨が降る
逢わなきゃ よかったと
ジタバタ 騒いでも
夜がせつない 夜がせつない
サラン マヌン アンケッソヨ
(※くり返し)
7.カルムリ
作詞:ちあき哲也
作曲:羅勲児
夢を見ないでくれ 俺はこういう奴
恋にはぐれてふと ぐれた弱虫さ…
純なおまえがもし 惚れてくれたとして
にどとあの女ほど 愛せないだろう
泣いて恨めばいい そして憎めばいい
抱いてしまったけど ゆきずりの
人は刃物のよう 人と傷つけあう
知っていながら何故 傷が欲しいのか…
若いあの頃なら こんな迷いもなく
むきにおまえの日へ 入りこめたのに
情け知らずでいい 思いあがりでいい
骨の髄まで俺 たまらなく
純なおまえがもし 惚れてくれたとして
にどとあの女ほど 愛せないだろう
後を向くんじゃない 愛に来るんじゃない
どうせ明日もまた さまよって
8.カジマオ
9.愛しのヒア!
10.オモニの海峡
|